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第10回 2011年2月19日

発表者

溝内克之(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 博士後期課程)

題目

キリマンジャロ州ロンボ県チャガ人村落の社会経済的変化と「帰郷」する都市在住者たち

今回の発表で取り扱うチャガ人は、キリマンジャロ山間部の村落を居住地、もしくは故郷とする人々である。チャガ人は、キリマンジャロ・コーヒーの生産者として知られる一方で、「商人」や「高学歴エリート」として都市で活躍する人々としてもよく知られている。

本発表では、まずコーヒー生産の変遷と各世帯が所有する土地が狭小化してきた過程について述べ、村人自身が「都市のよう」と説明する調査村の生活の現況について報告する。次に、チャガ人の都市移動の歴史と都市で確固とした地位を築く過程を、社会関係の側面から考察する。最後に都市で暮らすチャガ人がどのように村と関わっているかについて、村での家屋の建設、「帰郷」に関する事例を挙げながら説明していく。

活動記録