京都大学アフリカ地域研究資料センターでは、アフリカの国ぐににフィールドステーション(以下、FS)を設置し、研究・教育活動を展開しています。ニジェール・フィールド・ステーションでは、ニジェールをふくむ西アフリカにおけるインテンシブな研究・教育活動を実施するとともに、現地の研究機関との共同研究、行政組織・NGOとの連携関係の強化を促進していきます。
1)インテンシブな研究・教育活動の実施
京都大学アフリカ地域研究資料センターでは、アフリカの国ぐににフィールドステーション(以下、FS)を設置し、研究・教育活動を展開しています。ニジェール・フィールド・ステーションでは、ニジェールをふくむ西アフリカにおけるインテンシブな研究・教育活動を実施するとともに、現地の研究機関との共同研究、行政組織・NGOとの連携関係の強化を促進していきます。
2)現地の研究機関との共同研究
日本国内の大学・研究機関はもちろんのこと、ニジェールをふくむ西アフリカの大学や研究機関、国際研究機関、農業試験場、気象局などとの連携をふかめ、研究者のアリーナとしての機能を強化していきます。
3)行政組織・NGOとの連携関係の強化
研究者がフィールドワークを通じて学会で発表し、論文を書き、研究業績を上げると同時に、その研究成果を社会に還元することを重視しています。FSを拠点にして、環境省や国土交通省など行政組織と連携をふかめたり、あるいは地方行政の支援活動をすすめていきます。また、JICAをはじめ国際援助機関、国内外のNGO、ニジェールの現地NGOと連携しながら、地域の安定、経済の発展に寄与することをめざします。